Tasty marmalade

日々思うことや考察など興味のあることを好きなだけ書くブログ。横尾さんが気になって仕方がない。

2015年6月の読書

ストレスが溜まると無性に本が読みたくなる。
仕事関連の本を除くと平均して毎月4~5冊読む程度なのだけれども、今月はストレスも相まってかなり集中して本を読んでいたように思う。
片っ端から読んでいたのでとりあえず記憶に残っているタイトルを。
できるだけネタばれしないようにまとめてみた。

 

武道館 / 朝井リョウ

武道館

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6月初旬藤ヶ谷さんの熱愛が報道された日にタイムリーに読んでいたのが朝井リョウさんの武道館。レビューははてなブログを始め色々なブログでも拝見できるので私の細かいレビューは割愛する。ただ簡潔に。

アイドルとは全方位から投げられる矛盾に矛盾することなく、かつ、そつなく応えなければならない大変な職業なのだと考えさせられた。個人的には恋愛をしても構わないけれど恋愛をするならその事実はスクープされないように慎重に隠し通すべきだと思う。

中盤から後半にかけて話のメインになる“アイドルの恋愛”。
私は主人公の日高愛子よりも堂垣内碧の目線で読んでいた。
前髪の描写で碧や愛子が“アイドルとしての自分”なのか“一個人としての自分”なのかが分かり面白い。

 

ストーリー・セラー / 有川浩

ストーリー・セラー

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SideAとSideB、私はSideAが好きだった。
どこまでが本当の話なのか分からないまま読了。

 

レインツリーの国 / 有川浩

レインツリーの国

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ストーリー・セラーが読みたくてついで程度に読んでみた。意外にもレインツリーの国の方が好みで3時間経たないうちに一気に読んでしまった。
伸とひとみの相手に感情をぶつけるストレートさとここぞという時に出る不器用さに読んでいる自分がやきもきさせられた。考えさせられる一冊ではあるのだけれど読了後は爽やかで、短期間に何度も繰り返し読んだ。
伸はスパーンとした関西弁から関ジャニ村上さんのイメージ。
11月にKis-My-Ft2の玉森裕太さんと西内まりやさんで実写化されるのだけれど、想像がつかないので評判が良ければ映像も観てみたい。

 

冷たい校舎の時は止まる / 辻村深月

冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)

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冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス)

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学園祭最終日に起こったクラスメイトの自殺事件。でも誰一人としてそのクラスメイトを思い出せない…死んだのは一体誰だったのか?

私は上・中・下巻で読んだのだけれど、長かった…。
閉じ込められている校舎と学園祭最終日、8人それぞれの内面や置かれている環境をを描く場面…と時間も場面も次々と切り替わるので時々頭の中が混乱することもあったけれど後半は勢いよく読めた。大きな伏線も小さな伏線もキレイに回収されていて、『あぁ、なるほど』と思わず呟くことがあった。不覚にも「HERO」の章で泣いた。

 

サクラ咲く / 辻村深月

サクラ咲く (光文社文庫)

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中学生向きの文庫本らしい。3つの短編小説から成り、各小説に登場する人物が僅かにリンクするあたりも面白い。個人的に一番好きだったのは表題作の「サクラ咲く」。一度は誰もが経験したであろう悩みや挫折、葛藤とそれをくぐり抜けた先で見つける自分の成長。初々しいと言うべきか瑞々しいと言うべきか…やはり中学生に読んで欲しい。「世界で一番美しい宝石」の後半も好きだった。

 

怒らない技術 / 嶋津良智

怒らない技術 (フォレスト2545新書)

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可もなく不可もなくと言ったところ。怒らないと決めて実践することは素晴らしい。ただ「怒ること」は「我慢すること」ではないように思えるし、仕事以外で活用…できるかは微妙かもしれない。

 

彼女のこんだて帖 / 角田光代

彼女のこんだて帖

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15章からなる短編小説。各話に登場した料理のレシピも掲載されている。リレー短編小説という形式なのか主人公と関わりのある人物が次の章の主人公になっていくので話に入り込みやすい。小説に出てくる料理、またその表現がとても美味しそうで夜中に読むとお腹が減るかもしれない。私が作りたくなったのは中華ちまき、思わず涙腺が緩んだのは「豚柳川できみに会う」だった。毎日料理していると忘れがちになるのだけれど、料理ってお腹を満たすだけではなく、気持ちも満たしてくれるものなのだとあらためて気づかせてくれる。