Tasty marmalade

日々思うことや考察など興味のあることを好きなだけ書くブログ。横尾さんが気になって仕方がない。

映画館でレインツリーの国を観てきた話

公開から10日。
映画館で「レインツリーの国」を鑑賞してきた。

実は少し前に舞台挨拶付き先行上映会は応募してみたけれど落選してしまった。
ジャニーズアイドルと10代に人気のカリスマモデルが主演なのだから当選確率が極めて低くなるのも当然のことなのだけれども。これは…まず最初に玉森さんではなく横尾さんに会えということか?と都合よく解釈している。
(残念ながら日程の都合上今年のKIS-MY-WORLDに参加できず。)

有川浩著「レインツリーの国」。
原作は惹き込まれ3時間かからずに読了しその後何度も読んだほど好きな作品だ。
個人的に伸のイメージは関ジャニ村上さんのイメージで、関西弁を話す玉森さんが想像できず実写化を知った時は素直に映画館に足を運んでみたいとは思えなかった。
自分の思い描くレインツリーの国の世界観と異なるような気がして。

でもそれは杞憂だった。
映画の予告動画を見て「あれ?」と思ったのだ。
原作を読んだときに衝撃を受けたひとみの秘密。それが予告動画で公開されていて先に予告で見せて良かったのか?ということはあのシーンは見せ場ではないのか?など色々と考えてしまいどんな描き方をされているのか気になって映画館で観たくなったのだ。

約2時間の限られた時間での展開・ラブストーリーということもあって所々ツッコみたい箇所・消化できない箇所もあったけれど、原作に忠実に再現されていたように思う。
一番気になっていた玉森さんの関西弁は気にならなかった。
関西弁と標準語の中間と表現したらよいのか、自分がイメージしていた強めの関西弁ではなく声のトーンと相俟ってとても柔らかく心地よかった。
※関西在住ではないからというのも理由の1つかもしれない。
自分の住む土地の言葉には若干手厳しくなるので(笑)

言葉よりも合間から見える伸の気持ちが自然な仕草に表れていて、言葉よりも前に出てくるものの方に惹き込まれていた気がする。

ネタバレを避けるために敢えて詳細は省くけれど
私には分からない世界も再現されていたことで映像を観ながらひとみの世界も想像できて良かったなと。個人的には「伸さんには分からない…それは卑怯やで」あたり。
住む世界が違うからと線を引こうとするひとみと違う世界を理解しようとする伸と。2人の心情がどちらも分かる…。
その後伸とひとみの間に引かれていたはずの線が一時的に少し濃くなったりそれが次第に消えていく…2人の繊細な気持ちの変化が感じ取ることができた後半部分がとても好きだった。玉森裕太さん・西内まりやさんをはじめ脇を固める役者の方々の演技がとても好きだった。

夫は原作を読まず前情報なしで一緒に見に行ったのだけど、想像していた以上に良い映画だったと言っていた。原作を知らなくても十分楽しめる作品だったようだ。エンディングに流れたKis-My-Ft2の「最後もやっぱり君」は初聴きだというのに北山さんの歌割パートを把握していてその点には笑ってしまった。(※夫は北山担)

 今まで原作が好きで実写化されるとその映画の出来が気になったり自分の思い描く世界とかけ離れて逆にがっかりするのではないかと思って観ないことも多々あった。
今回レインツリーの国を観て原作への忠実さを観るのも良いが、原作との違い・演出を観るのも良いなと思った。