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Tasty marmalade

日々思うことや考察など興味のあることを好きなだけ書くブログ。横尾さんが気になって仕方がない。

「最前列はいつも同じ景色」に思うこと。

「最前列はいつも同じ景色」
某SNSでの発言をきっかけに話題…というよりは若干炎上気味になっています。私は青い鳥のSNSのタイムラインでこの内容を知ったのだけれど、一度読んだ時点ではYahoo!ニュースなどに取り上げられなぜコメントでここまで批判されているのか分かりませんでした。一度読んだ時点では…。

というのも若干の既読感があったからです。

今回書く内容は“コレ”といった対策がないような気もしますが、
考えはじめたらキリがないタイプなのでとりあえず思ったことをつらつらと。

その既読感は私がキスマイ沼に落ちる前にいろんなジャンルの音楽を聴きまくっていた頃のことです。(下記いずれもB'zに関することです)
B'zの会報だったかツアーパンフだったかラジオ音源だったか…情報源は忘れたけれど「コンサートの最前列に同じ人がいる」「全員が納得するセットリストなんてない」みたいな内容を読んだのが衝撃だったんですよね。(※1)それを読んだ当時は10代でお年玉や毎月のお小遣いを使わずに貯めてコンサートに行っていた私にとって1公演に参加するのが精一杯。『どうやったら最前列が当たるんだろう?』とか『B'zに顔覚えられてるんだ(驚)』みたいな若干論点がずれているような感想とともに各公演のチケットが取れしかも最前列で見られる人がいることにただただ驚くばかりでした。(セットリストに関しては定番曲を披露することが多かったので1ツアー1公演しか参加しない私でも少し飽き気味でした。)

その後B'zの公演での座席はステージ前のSS席とS席の2つに分けられました。
SS席はファンクラブ会員だからこその特権。とはいえ良席だけど値段もプレミアム!本人・同伴者の身分確認が厳しくて申し込む際に1回サラッと読んだだけでは理解できないであろう凄まじい量の注意書きを読むという通過儀礼が待っています。そんな面倒臭さを乗り越えてもさらに待ち受ける当選確率の壁…。
ちなみにSS席もS席も公演日当日になるまで座席が分からないシステムとなっています。

その他ツアー前のリハーサルも兼ねて地方で行われる通称"SHOW CASE"と呼ばれるシークレットライブもあり、公演日直前まで知らされず告知は地方新聞やラジオという…しかもレアな曲が披露されることが多いのでチケットを取るのはツアー公演よりも至難の業なのだとか。(私は一応開催理由を知っていたので参加したことがありません)
より多くの人に地方に住んでいる人に観てもらいたいという思いの結果が反映されこのようになりました。

そして2つ目が公演以外でアーティストを追いかける行為。
95年頃あたりは公演終了後にメンバーが乗っていた車が追いかけられ今後続けば公演ができない件が会報誌と同時に書面で同封されていました。2011年には新幹線で東京へ帰る際に大騒ぎして周囲に迷惑を掛けていたファンがいたことへの苦言・行動の振り返りの提案が公式のSNSで発信されました。

とまぁ話は逸れましたが…

某SNSで述べられていたことをまとめると2点。
1.最前列が同じ景色であること
2.公演以外でも動画や写真を撮られたりする(追っかけみたいな行為に迷惑)

2点目はファンのマナー的なものでありこれは苦言を呈したグループに限ったことではないんだと思います。私がさほど驚かなかったのも以前にファンのマナーについて考える機会があったから。私はそのグループの楽曲は聞くけれど別にファンではないので擁護する気も特にありませんが一概に「有名になって天狗になっている」とは言いきれないのかも…友人が年末に開催されたフェスに参加してそのグループのファンのマナーの悪さに怒っていたので当のメンバーならマナーの悪さに苦言を呈したくなるレベルだったのかもしれないと。1つの投稿に上記2つをまとめて書いたから批判されるような見方も出てきた気がします。応援する対象がアイドルであってもミュージシャンであってもファンのマナーについてはこの機会に今一度振り返るべきなのかなと思いました。

1点目の「最前列が同じ景色」というのは前に述べた“最前列に同じファンがいる”という意味ではないことはわかります。(もしかして読んで字の如くだったりする?)
『海外で公演してるのに何で最前列が日本人なんだよ』ってことだろうなって。海外アーティストが来日した時に私が『この公演は絶対に観に行きたい』って思うように、その逆パターンでそのグループが海外に赴いた際に同じように思う海外のファンの方々もいるはず。でも…最前列にいる日本人が日本在住とも限らないし毎回ツアーに参加している常連とも限らないわけなんですよね。海外在住の人もいるだろうし日本の公演では都合つかなくて海外へ、日本公演が何回も行けるだけの金額をかけて参加している人もいるかもしれません。

個人的に引っかかったのは“普段会えないから会いに行く場所ではない”という言葉。じゃあ一体どこで会いに行くんだよ!ってツッコみたくて。
「最前列が同じ景色」と言えるのはそれだけ応援してついて来てくれるファンがいるからこそ言える、ある意味贅沢な一言だと思います。
日本にいても海外にいても最前列が日本人だと若干面白くはないだろうなぁ・何だかなぁって気持ちは分からなくもないけれど“日本人同士なのに分かってくれないかなぁ”“ルール作りたくないから海外公演の意味を考えて”というのは『ファンだったらもちろんわかってくれるよね?』と何だか一方的な気がして。「だったら海外に足を運ぶファンの気持ちも分かって?」って言いたくなります。日本人同士だからってだけで意思疎通が図れるわけではないもの。

もういっそのこと海外公演をする意味とかルールとか明文化しちゃえばいいのに。

上記にB'zを例として挙げたけれど転売防止対策のシステムを導入したりできることはあるはずなのに…何にもしないで言われるのは腑に落ちない。同じ景色を見るのが嫌ならブーイング出てもルール作って前列に外国人優先エリアとか作ればいいじゃない。

それと…公式サイトやスタッフからという名目で発表すればよかったのになぁって。
2011年のB'zのファンが周囲に迷惑をかけた件に関して公式サイトから【スタッフからのお願い】として発表されました。ファンが迷惑を掛けることが恥ずかしいという内容にSNSではスタッフが一部のファンに非難されていましたがスタッフ名が表記されているわけでもなく比較的速やかに終息していました。
本人発信だと良くも悪くも影響力があるのでたとえ本人が思っていることでもグループと関わりのある第三者からの言葉だったらあまり騒がれなかったのかもしれません。

SNSとはいえ本人の言葉で発信されたあの投稿、海外公演に参加された人たちはどう思ったのかな?と、私だったら凹みまくってしばらく音楽聴けないなと思ったのでファンでも何でもありませんが若干心配しています。(ものすごく余計なお世話)

席の位置がどうとかいう意味じゃなくて。
少なくとも客席から見る景色にはいつも好きな人がいるけれどいつも同じ景色ではありません。そして次いつ見られるかも分かりません。

たった数時間。
ライブ・コンサートが日常なのか非日常なのかは人それぞれだと思います。同じ時間・空間を共有できるわけで…でも同じセットリストでもその日は2度とやってこないわけで。全員が満足することは難しい。難しいけれど…好きなグループに迷惑を掛けないとか参加している人のこととかetc...互いが目の前にいる人のことを少しだけ想像して思いやることができたらもっと良い関係・存在で居られるのではないかなと思いました。

(※1)会報のQ&Aだったかインタビューだったか…活字で読んだ記憶があって実家に帰れば分かるはず。ネットで検索しても出てくるので気になる方はGoogle先生に聞いてみるといいかもしれません。